当写真館では、プリントに使用したデータの保管期限を設けておりません。
現在は、過去約35年間のプリントに使用したネガやデータが保管してあります。
東日本大震災や熊本地震等で、家族写真を失ってしまった方がたくさんいらっしゃいました。
その写真のデータが写真館に残っていれば、復元することが可能です。
また、写真館で撮影する写真とは、ご家族の記録としてだけでなく、地域の郷土資料としての側面も持ちます。
データやネガの保管は、写真館における重要な仕事の一つであると考えています。
特に雷等で一瞬でなくなる可能性のあるデジタルデータは、文化財保存のガイドラインに基づき、大切に保存しています。