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橋本写真館のこだわり

■ 修整(レタッチ)について

修整(レタッチ)は、Adobe PhotoShop等を使い、一枚一枚・集合写真であればお一人お一人に丁寧に修整作業を施します。

内容は、シミ・シワ、ニキビ、傷、おくれ毛、色・明るさの補正、口角や目のバランス、二重あご、ライティングによる不自然な影、シルエット等を自然な範囲で修整いたします。

ネガで撮影していた頃は、ネガに鉛筆で修整を施し、その後プリントにインクと筆でスポッティングという作業を行っておりました。
長年培ってきた経験を元に、自然かつ、お客様にご満足頂ける修整を心がけております。

お客様からのご希望箇所の修整も承っております。撮影時及びセレクト時にお伝え下さい。

■ 貸衣装・着物について

お着物が趣味ではない一般的な現代人が、和装をする機会はそう多くありません。
人生の中でも、七五三や成人式、婚礼などで数えるほどでしょう。
当写真館ではその数回のチャンスに、伝統的でキチンとした物をお召いただきたいと考えています。

ご用意しているお着物は、伝統的でオーソドックスな柄を基本に、正絹・化繊・アンティークなど様々です。
着数はトータルで約200着前後ございます。
どのお着物をお選びいただいても、将来見返した時に恥ずかしくない物をご用意しています。

着物のお持ち込みも大歓迎です。
お着物は代々着ることが出来るのも素敵な点です。

お持ちの着物をメンテナンスしたい場合等もご相談下さい。
腕の良い業社さんをご紹介可能です。

■ ポージングについて

被写体が最も美しく見えるポーズでお撮りいたします。

着物のポージングには、「型物」と呼ばれるベースがあります。
「型物」とは長年全国の写真師達が蓄積したノウハウであり、しっかりとした技術で適切な振り付けを行えば、被写体となるお客様とお召し物の長所を伸ばし、短所を隠す事の出来る技術です。

基本となる型があるからこそ、その人らしさを引き出し、長年研究されているからこそ、不変的な美しさを持つ写真になります。

■ ライティング・ストロボについて

伝統的な肖像写真のオーソドックスな光から、実験的な新しいライティングまで様々な撮影をいたします。
ストロボは、KIMACHI STROBO製の当写真館専用カスタマイズが施してある特別なモノを使用しています。

当スタジオの撮影時のライティング(照明)スタイルは、
「ストロボを複数灯組み合わせてライティングしていく」
というのが基本です。

最近流行りの自然光(窓から入ってくる太陽の光)や定常光(ピカッと光らない光)も使いますが、基本的には、ストロボ(ピカッと光る光)を使用して撮影しています。
それは、現段階ではストロボ光が他の光に比べ、光や色を思い通りにコントロールしやすく、撮影者の撮影意図を光の作画に反映しやすいからです。
自然光は、複雑なライティングを組むことが難しい為、カジュアルでシンプルな写真になる傾向にあります。現段階では、カジュアルな写真を撮りたい場合以外は、ストロボ光に分があると考えております。

しかし、カメラの高感度化に合わせ、LEDや蛍光灯等の定常光照明機材も、進歩してきているので、今後の変化にも注目してます。

■ カメラ・レンズについて

カメラやレンズもこだわりを持って選んでいます。

『被写体をどれだけ魅力的に見せることが出来るか。』
『その時の空気感を閉じ込めることが出来るか。』
『人の肌をどれだけ美しく表現できるか。』
を重視し、利便性やコスパより表現力でカメラ・レンズは選んでいます。

カメラは画素数よりも階調を、
レンズはシャープさよりもボケ味を重視しています。

■ 背景について

写真における背景とは、被写体となる方を引き立てるための道具です。
背景が被写体となる方よりも目立たないように注意し、シンプルでオーソドックスな背景で撮影しています。

書割バックと呼ばれる、背景の布に絵が書いてあるノスタルジックなモノを使う場合もあります。
この背景は、プリントではなく専門の画家が一枚一枚手書きで書き上げたものです。
書割バックは、写真が日本に入ってくる前からヨーロッパで肖像撮影に使われており、肖像写真の歴史では、長い間主流でした。
最近は、ほとんどのスタジオが書割バックを廃止しましたが、当写真館では肖像写真の歴史も踏まえ、今後も使用していく方針です。

紙の背景は、アメリカ製の高品質なものを揃えています。

現在、背景紙は30種類以上のストックの中から、お客様に合うもの・今の時代にマッチするものを選んで撮影を行います。

■ プリントについて

長年改良されてきた高品質なプロ用銀塩ペーパーを使用しています。

最高級ホテルや百貨店の写真室も依頼しているラボにて、当写真館担当プリントマンが1枚1枚丁寧にプリントいたします。
写真館の写真という長年続いてきた文化を大切にし、当店では台紙仕上げをメインにお客様にお渡ししております。

■ データ・ネガの保存について

当写真館では、プリントに使用したデータの保管期限を設けておりません。

現在は、平成元年以降のプリントに使用したネガ・データが保管してあります。

東日本大震災や熊本地震等で、家族写真を失ってしまった方がたくさんいらっしゃいました。
その写真のデータが写真館に残っていれば、復元することが出来ます。
写真館で撮影する写真とは、家族の記念であるだけではなく、そのご家族の歴史・被写体の生きた証です。
また、周辺地域のその時を記録した重要な郷土資料でもあります。
当写真館では、データやネガの保管は、写真館における重要な仕事の一つであると考えています。
特に雷等で一瞬でなくなる可能性のあるデジタル画像データは、文化財写真の保存に関するガイドラインに基づき大切に保存しています。

■ コストパフォーマンスについて

当写真館は、残念ながら格安店ではございません。
しかし、撮影したままのjpeg撮って出しデータを渡しておしまいではなく、
お選びいただいたお写真に対して、撮影と同様に時間と手間をかけて仕上げます。
お写真にかける技術や時間に対してのコスト(金額)としては、決して高くない物と考えております。

■ コンテストについて

当写真館はコンテストにも積極的に参加しています。

これは、自分の作品を主観的な判断だけではなく、客観的にも評価してもらい、常に新鮮なお写真を提供し続けるためです。

<受賞歴>
・東京都写真館協会 都知事賞1回・都議会議長賞1回・新人賞1回・理事長賞1回・特選4回・入選多数・証明写真の部優秀賞
・日本写真館賞 準大賞1回・入選1位1回・入選3位1回
・全国写真展覧会 入選2回
・富士プロフォトコンテスト 優秀賞1回・テーマ賞3回
・Kodakポートレートフォトコンテスト 佳作3回
・コニカプロフォトコンテスト 優秀賞4回
その他受賞多数

■ 写真館業界について

写真館業界・写真館組合の活動も行っています。
写真館という仕事は、お客様の人生をより豊かにすることの出来る職業です。
たくさんの方に家族写真・記念写真の素晴らしさを知ってもらう為にも、写真館業界自体を盛り上げる・先輩への協力・後進の育成が重要であると考えています。

・協同組合日本写真館協会
・関東写真館協会
・協同組合東京都写真館協会
・一般社団法人日本写真文化協会
・PGC